仙台にお住まいの方で、2人が出逢ったカフェ「room」を
仙台から離れて暮らしても思い出せる指輪にして欲しいというご依頼
春に仙台でジュエリーの受注会をしていただいた時に
私もちょうどroomに行ってて、
オーナーが人間味溢れる素敵な方で、
空間もミッドセンチュリーな大好物な感じで、私もすっかりroomファンになってました。
地下にあるお店なので、扉を開けるとすぐに地下に降りる階段があり、
その階段を降りると、roomが広がっている。
ある秋の夜に、カウンターで隣の席になり意気投合したそうで。
あの地下への階段を降りる時にはお互いの事知らなくて、
帰り道に階段あがる時には、恋の予感にワクワクしてたんだろうなぁ。。なんて、出会った夜に想いを馳せる。
その夜で人生変わったんだもんね。
すごいことだな。
そこを表現したいなぁ。。
出逢う前の階段を下りるときと、帰りに階段上って来た時
どちらも目に入る入口のお店のロゴ。
きっと見えかた違ってくるだろうなぁ
彼女が、ダイヤモンドの指輪ってやっぱり憧れあると言ってたそうなので、
roomのロゴのooだけ抜き取って、ダイヤモンドで表現しました。
そして遠距離恋愛のお二人は、デートの時に出逢った葉っぱを大切に残されていて、
その葉っぱをリングケースに入れれないかとの依頼があり
友人の蒔絵作家やのさちこさんに、伝統的な技法でリングケースに葉っぱを写しとっていただきました。
とても繊細な仕事をするやのさちこさんにご協力いただき
良い感じにしていただきました(ありがとう!)
そしてroomのオーナー山田さんに、こっそり2人への手紙を送っていただき同封させていただきました。
山田さんの直筆の手紙はとてもあたたかく、結婚する時にこんなメッセージいただけるなんてめっちゃ幸せやなぁと私までホロリときました。
(ご協力本当にありがとうござました!
)
サプライズメッセージも喜んでいただけて、無事プロポーズ大成功!
彼女にも喜んでいただけて本当に良かったです。
結婚指輪や婚約指輪の制作は
2人が出逢ったことの尊さを感じて幸せオーラをいっぱい分けていただける
とても幸せな仕事です。
大切な指輪をご依頼いただき、ありがとうございました。