月と太陽

旦那さんが月、奥さんが太陽のようなカップル、それをお題に指輪を。

太陽の指輪って!?と、太陽系に想いを巡らせました。
太陽が燃え尽きるまでの間、色んなエネルギーが相互に作用し、絶妙に成り立つ宇宙に生きている私達
私達には長い時間だけれど、太陽からしたら一瞬の出来事


今の太陽だから、今の地球、今の月があるように
惑星のはじまりの時からの全てを内包して、相互に成り立つ月と太陽を表現したくなりました。



月の指輪の中に、太陽の指輪のカケラで太陽を作り、
太陽の指輪の中に、月の指輪のカケラで月を作りました。


エネルギーがぶつかり、衝撃で熱を発して溶けて1つになったり、分裂したりして生まれる星たち
その星ができる様に習い、指輪の造形中に出た破片を集め、熱して固め、叩いて削り出し造形したものを、相手の指輪の内側に込めました。

つまり、互いの指輪の中に、相手の一部が内包されている状態です。


周りの星たちの影響で今の形の星が存在しているように、人が生まれ出逢い、影響されながら一緒に生きてく事と宇宙の姿がリンクしているように思います。


互いの中に相手が存在する事で、今のあなたがある事を表現しました。
指輪の断面はオーバル型です。
シンプルだけど、お互いの素材も活きた力強い指輪ができました。

PT/k14YG


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