変わらぬ景色に誓って

何百年前にも、ここで出逢ったような気がする。。

その場所でまた出逢い、一緒に生きてく2人

 

結婚指輪のご依頼で、なんともロマンチックな話を聞かせていただいて、

小説一つ読みおわたような感覚で

2-3日その話でお腹いっぱいで、頭の回らない感じになった

 

 

かつて出逢った頃にも同じ景色だったであろう山々

見ていると、とても懐かしく感じるという。

 

 

その変わらぬ景色に誓うような。。

 

そして、遥か昔に同じ時を過ごした頃に、2人の間に流れていた時間、

その後、2人が別々に生きて離れている間に流れた時間も含めたような

そんな指輪にしたいなぁと思った。

 

2人が指輪作りにどのような形でか、参加したいとのことだったので、

その懐かしく感じる山に登って、石を採取してきてもらった。

その山は、水晶も採れる山で、

帰る間際に奇跡的に水晶を発見したので、この水晶も使いたいとのことなので

この水晶と、石を使って、指輪を作ることにした

 

水晶って、こうやって石の空洞部分や隙間にできる。

(この前方のは水晶ではない)

 

この水晶ができたのも、気の遠くなるような 遥か昔の話

 

水晶ができる時間と、2人の間に流れた永い時間をリンクさせて

 

男性の指輪を石に見立てて

その中の空洞で、2人が採ってきた水晶ができたイメージで

(内側に水晶がはめれるようにしました)

 

指輪の外側は、この石のテクスチャーを写し取った

 

女性用は、山の小石や砂を固めて指輪にしました

 

彼女は出雲に縁がある人で、

出雲は砂をお守りにしているので

砂の指輪はちょうどいいなぁと、こないだ出雲に行って思った

この砂はどこから来たのかな

彼らがかつて出逢っていた頃には

この砂や石は、あの山にもうあったのかな??

そんなこと想いながら作ってました

 

 

みんなそれぞれに物語があって

それを聞かせていただいて、一緒に出会った奇跡を感じて祝えるので

マリッジリングの製作は本当にむちゃくちゃ楽しい!

 

(K18WG 、K10YG)

 

素敵なお話ありがとうございました!

 

 

 

 

 

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