「穀雨」というお題でマリッジリングを制作しました。
穀雨(こくう)とは二十四節気で4月20日頃~次の節気立夏までの時期
種まきや田植えの時期に降る雨、あらゆる穀物を潤し育てる恵の雨。
はじめに「穀雨」という言葉を聞いて、広がった土の豊かなイメージ。
草や根や虫の死骸、全部が土に還り栄養となり、雨に潤され、土の中に眠ってた種が目覚めて発芽する
そんなイメージの指輪作れたらめちゃくちゃいいなぁ!
でもそれって一体どんな形やろ!? と、この冬~春にかけてずっと考えてました。謎解きのような時間。。
土みたいに、一見シンプルだけど、色々詰まった、そんな豊かな指輪。。 土に色々含まれる様を表現したいんだけど、2人にゴチャゴチャしたのは似合わないし。。
春になって、それはもう土で表現しよう!と思い立つ。
土をこねて粘土にして、粘土で真剣にシンプルな結婚指輪を作った感じにしよう!
一見普通なんだけど、実は土で作らてるのがいい!
地産地消にこだわり、料理で表現してる彼女が使う大豆を作ってる滋賀県高島市針江の「のんきぃふぁ~む」の畑の土をいただく
のんきぃふぁ~むの畑は、かなり粘土質だしピッタリ!(実は私が大阪から通って、初めて畑をはじめた場所。初めて土に触れいっぱい感動していろいろ学ばせてもらった土でもあります)
無農薬の畑なので種や、根っこや、野草もいっぱいでとても豊かな土!!
土のように豊かで、お互いが雨水のように相手の栄養となり、眠ってた種が発芽するように、自分の中に眠ってた色んな面が引き出され、一緒にいてさらに豊かになるんだろうなぁ。。 そんな想いで制作しました。
ポチッと丸いのは土に含まれていた種です
種が新芽や根を出す感じも組み込めないかなと話していたら、彼女がデザインした手描きのお名前を表した刻印がそうなりました。(安藤さん=& )
土をこねて指輪を作るのとても楽しかったです
素敵な経験させていただき、ありがとうございました!
末長くお幸せに
男性用K18WG / 女性用K10YG